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< Back2021年1月26日

【徹底解説】ブラックジャックのルールや攻略をご紹介【単純で奥が超深い】

ブラックジャック ルール & 攻略

1.導入 大ヒット映画の題材にもなった!カジノを代表するゲームの1つ

オンラインカジノを1度もプレイしたことがない、そういう方でも「ブラックジャック」という言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか。

手塚治虫先生の代表作である『ブラック・ジャック』も有名ですが、カジノ業界の方のブラックジャックも世界的に愛されているゲームです。

それを裏付ける根拠として、2008年公開のアメリカ映画『ラスベガスをぶっつぶせ』は、ブラックジャックがメインに据えられている作品ですが、アメリカで2週連続興行収入1位を獲得しています。

今回の記事では、ブラックジャックの解説として『ラスベガスをぶっつぶせ』で使われた手法にも軽く触れていきますが、映画のクオリティも相当に高いので、ぜひ観てみることをオススメしますね。

夢のあるお話をすると、この映画の主人公である、MIT(マサチューセッツ工科大学)の学生を中心としたチームは、ブラックジャックで数百万ドルを稼ぎだしました(この映画はなんと実話に基づいています)。

ここまで圧勝するのは難しいですし、現在ではほぼ100%不可能な手法ですが、実は、ブラックジャックはオンラインカジノの中でもトップクラスにペイアウト率が高いゲームです。

このように、ブラックジャックは映画になるほど面白く、しかも比較的”負け越しにくい”ので、オンラインカジノの中でもイチオシゲームの1つです。

2.ブラックジャックとは?他のトランプゲームと比較してみる

ブラックジャックの細かいルールや戦術といった小難しい話に移る前に、「そもそもブラックジャックはどんなゲーム?」ということのイメージを把握しておきましょう。

まず、カジノで代表的なトランプゲームは「ポーカー」・「ブラックジャック」・「バカラ」があります。

も少し広くみていくと、サボンカードやドラゴンタイガーなど20種類以上のゲームがありますが、特に有名なのは上記3つです。

では、ブラックジャックは他の有名なトランプゲームと比較してどんなゲームなのか?という点に注目してみましょう。

これは客観的なデータおよび個人的な経験・印象に基づいた表ですが、他2つのゲームに比べた際に、ブラックジャックはこのような性質を持っています。

ポーカー

ブラックジャック

バカラ

対戦相手

対プレイヤー

対ディーラー

対ディーラー

戦略性

非常に高い

普通

低い

ペイアウト率

スキルで変動

99%

98%

ポーカーはかなり特殊なゲームで、対戦相手は「対プレイヤー」となりますが、ブラックジャックとバカラは対戦相手はディーラーです。

プレイヤーは自身を含めたゲームの参加者のことで、ディーラーはゲームの進行役のことです。

それゆえに、ブラックジャックとバカラは、ペイアウト率をプレイヤー側で操作できませんが、ポーカーゲームに求められる”非常に高度な戦略性”は不要で、かつ安定して楽しむことができます。

後々説明していきますが、ポーカーほどではないものの、ブラックジャックもそれなりに高い戦略性を有しています。

もちろん、そのような戦略を抑えていなくても、ルールを把握してさえいれば充分楽しめるのですが、戦略を勉強することで、負けにくくなるだけでなく、より深くブラックジャックというゲームを楽しむことが出来ます。

ちなみに、あまり聞いたことない人も多いであろうゲーム「バカラ」は、合計点数の下1桁が9に近い方が勝ちというシンプルなゲームです。

ほぼ運ゲーといっても過言ではないのですが、このバカラには大金を賭ける人が多く、カジノの花形となっています。

大王製紙の前会長が、バカラで100億円を溶かした話は非常に有名です(個人的にめちゃくちゃ好きな話)が、少額からでも遊べるので、普通の方でも楽しめるゲームです。

バカラの遊び方や攻略法に興味がある方は、こちらの記事をご覧ください:

バカラ完全ガイド - 遊び方と勝負戦略を徹底解説【初心者必見】

3.ブラックジャックのカードバリュー(価値)について

ブラックジャックのカードバリューは少し特殊なので、これは遊ぶ前にさらっと把握しておく方が良いです。

    上の図の通り、2-10までは普通ですが、Aは1か11で、しかも絵札は全部10となっています。

    このようにカードバリュー(価値)が一般的なトランプゲームと異なることは、ブラックジャック独自の戦略につながっていきます。

    ブラックジャックは「合計が21に近い方が勝ち」というゲームですが、このようにAが1にも11にも変化できるということに、ブラックジャック未経験でも、一筋縄ではいかない雰囲気を感じた方もいるのではないでしょうか。

    ■ソフトハンドとハードハンド

    1にも11にもなるAは、実際にブラックジャックにおける勝敗の要になることも非常に多いのですが、このAに関連する独特な用語があるのでご紹介します。

    • ソフトハンド:Aを11として数えること
    • ハードハンド:Aが手持ちにない、あるいはAを1として数えること

    ブラックジャックには他にも様々な用語があり、それらは後ほど解説していくのですが、これだけはルールにも少し関係してくるので、この段階で取り扱いました。

    さて、話はカードバリューに戻るのですが、このカードバリューを見ると分かるように、非常に[10]という数字が多いです。

    なんと13枚中4枚が[10]となります、すなわち「10を引く確率が30.7%とかなり高い率で引くことになる」と考えることが出来ます。

    ここで面白いのが、たとえルールを見たことが無くても、カードバリューを知っておくだけで、「3割も10が出るのならディーラーの持っているカードは10と考えるべきだろう」と仮定を置くことが出来るということ。

    やや強引な仮定のように見えますが、ブラックジャックでは通常、伏せられているディーラーのカードを[10]と見なしてプレーしていきます。

    同様に、プレイヤーが次に引くカードも[10]であると仮定を置いて戦略を立てる場面も多く、[10]という数字はブラックジャックで強く意識されます。

    ブラックジャックに限った話ではないですが、ルールの把握と同等くらいに、カードバリューなど目に見える情報から、明文化されてない確率や戦略を抜き取ることは大切かもしれません。

    ブラックジャックの場合は、ちょっとググるとカードバリューと確率の話はたくさん出てきますが、目新しいゲームや投資など確率がバグっていることが往々にしてあるので、この考え方が出来ると良いことがあるかもしれないですので。笑

    4.ブラックジャックのルールと遊び方

    ブラックジャックは大まかなルールは凄く単純ですが、それだけでなく細かいルールもあるので、

    • ブラックジャックのルールをざっくり把握
    • ブラックジャックの遊ぶ流れを紹介
    • ブラックジャックの更に細かいルールを解説

    という流れで進めていきます。

    4-1.まずはブラックジャックのルールをざっくり把握

    先ほどの項目でも少し触れたのですが、ブラックジャックは「カードの合計数字が21に近い方が勝ち」というシンプルなゲームです。

    しかし、21を超えてしまうと「バースト」となり、バーストしてしまうと負けが確定してしまいます。

    以上がざっくりとしたルールですが、より細かい(そして超重要な)ルールがあるので、具体的な遊び方を抑えてから見ていきましょう。

    「合計数字が21に近い方が勝ち」「21を超えるとバースト」より細かいルールは、遊び方を把握して見ないと想像がし難いです。

    4-2.ブラックジャックの遊び方~ゲームの流れをご紹介~

    さて、ざっくりとしたルールを抑えた上で、ブラックジャックゲームの流れを見ていきましょう。

    1. プレイヤーは賭け金をベットします
    2. ディーラーはプレイヤーに1枚目のカードを表にして配ります
    3. ディーラーは自身にも1枚目のカードを表にして配ります
    4. ディーラーはプレイヤーに2枚目のカードを表にして配ります()
    5. ディーラーは自身にも2枚目のカードを裏にして配ります()
    6. プレイヤーは3枚目以降のカードを引くか選択します。
    7. ディーラーは裏にしている2枚目のカードを表にします。
    8. ディーラーは合計数字が16以下であれば17以上になるまで追加で引きます。17以上であればストップします。
    9. カードの合計数字を比べて決着がつきます

    このように文字にしてみると小難しく見えるかもしれませんが、お互いカードを引いていき、最終的なカードの合計数値で勝ち負けを競うというだけです。

    」マークをつけている部分は特に戦略性が要求されるところで、ここで頭を使うことにより勝敗を大きく左右します。

    プレイヤーが複数人テーブルにいる場合も流れは変わりません、結局はプレイヤーとディーラーの1対1の勝負なのです。

    それでは、ざっくりルールとゲームの流れを把握した上で、より細かいルールを見ていきましょう。

    4-3.ブラックジャックの更に細かいルールを解説

    まず正直に言ってしまうと、オンラインカジノでブラックジャックを遊ぶ上では、自動的にゲームが進んでいくため、「ちょっと遊ぶだけ」では細かいルールは把握しておく必要はありません。

    しかし、今から紹介するルールは戦略にも大きく関わってくるので、把握しておいた方が間違いなくゲームに負けにくくなります。

    それでは、箇条書きで細かいルールを紹介します。

    • ディーラーは手持ちカードが合計[16]以下であれば追加で引く必要がある
    • ディーラーは手持ちカードが合計[17]以上であれば追加で引くことは出来ない
    • どちらもバースト(合計数字が22以上)だった場合はプレイヤーが負け
    • さらにハウスによって違うルールが存在(後述)

    これらのルールがあるのですが、まず面白いのは「ディーラー対プレイヤーの勝負」であるものの、ディーラー側には選択の余地が全く無い点です。

    ディーラーは合計が16以下であれば追加で3枚目以降のカードを引き、17以上になるとカードを引かないことを機械的に判断します。

    つまり、ディーラー側の判断はルールで固定されているため、どのテーブルに座ってもプレイヤーが選択すべきストラテジー(戦略)は同じであり、ディーラーによって期待値が変わってくることは無い、ということです。

    ■ディーラーは合計[16]以下であれば追加で引く必要がある

    さて、実はもっと細かいルールはあるのですが、それはひとまず置いておいて、上記で紹介した3つのルールをも少し深掘って見てみましょう。

    “もっと細かいルール”は、ブラックジャックの用語を紹介する項目でお伝えしていきます。

    あえて細かいルールを深掘る理由として、これらのル―ルを深く理解しているか否かで、勝敗に大きく関わってくるからです。

    まずは、「ディーラーは合計[16]以下であれば追加でカードを引く必要がある」というルールですが、この場面になったら、プレイヤー側で上手い立ち回りが求められます。

    例えば、

    • ディーラー側で見えているカードが[6]
    • プレイヤー側の手持ちカードが合計で[12]

    このようなシーンになった場合、プレイヤーはどう立ち回るべきでしょうか?[12]という数字は心もとないからもう1枚引く…?

    ここで判断に使うべき材料が、上記のルールに加えて、[10]が出る確率は通常30%を超えている異様な数値だという点です。

    まず、プレイヤー側が3枚目以降を引くか判断するフェーズですが、ディーラー側の2枚目は見えていないものの、10が出る確率が高いので2枚目を[10]だろうと判断します。

    このように、ディーラーの2枚目を[10]と仮定すると、見えているカードが[6]なので合計で[16]。

    一見、合計カードが[12]であるプレイヤーが追加で引く方が正しいようにみえますが、しかし、[10]が出る確率は非常に高いため、不要なバーストリスクを負うことになります。

    これはディーラー側にも同様のことが言えるのですが、ディーラーは合計[16]以下であればバーストリスクがあろうと強制的に引かなければいけません

    つまり、今回のシーンではプレイヤー側は追加カードを引かずに静観すべきで、ディーラーのバーストを狙うのが最善手でした。実はとてもラッキーな場面です。

    ■ディーラーは手持ちカードが合計[17]以上であれば追加で引くことは出来ない

    こちらのルールを深掘ってみるにあたり、次の場面を想定してみましょう。

    • ディーラー側で見えているカードが[7]
    • プレイヤー側の手持ちカードが合計で[16]

    今回のケースでは、ディーラー側で見えているカードが[7]で、見えていないカードを[10]と想定すると、先ほどのように追加カードによるバーストリスクは狙いにくいです。

    一方で、プレイヤー側の手持ちカードは合計で[16]ですが、ディーラー側には[10]が来ておりバーストリスクも無いと想定しているため、このままだと勝ち目がありません。

    結論を言うと、今回の場面では確率的に追加でカードを引くことが最善手となります。

    すでに手元に[16]がある状態で、さらにカードを引くことでプレイヤーのバーストリスクは高くなるのですが、それでも今回のケースでは「このままだと負けてしまうため引くべき」と考えます。

    先ほどのルールと合わせて、このようなルールと確率を巧みに使ったプレイ戦略をベーシックストラテジーと呼ぶのですが、他のストラテジーも含めて後ほどご紹介します。

    私が「最善手」という言葉を用いたのも、このベーシックストラテジーに則って行動したことが理由です。

    さて、このルールの説明はこれで以上ですが、メンドウクサイのがソフト17ルールの存在(内容は後述)です。

    ソフト17ルールが採用されているゲームでは、ディーラー側にAがハンドに来ていた場合、合計数字が[17]でも追加でカードを引きます。

    ディーラーの行動が違うので焦りますが、実は、この場合でも追加でカードを引くことがベーシックストラテジー上の最善手となります。

    ■どちらもバースト(合計数字が22以上)だった場合はプレイヤーが負け

    これも気にかけておきたいルールで、ディーラーとプレイヤーがどっちもバースト(合計数字が22以上)だった場合、これはプレイヤー側の負けとなります。

    このルールがあるため、1つ目のルールでは神経質にプレイヤー側のバーストリスクを気にかける必要がありました。

    これは、先ほど2つのルールと違いプレイヤー側が一方的に不利なルールにはなりますが、ディーラー側にはゲームの選択権が全くない点などを考えると、仕方ない側面でもあります(これを踏まえてもゲームのペイアウト率は非常に高いですし)。

    ■さらにハウスによって違うルールが存在

    ここでの「ハウス」とは「カジノの場所」を意味するのですが、実はハウスによって細かいところでブラックジャックのルールが違ってきます。

    しかも、細かいとはいえプレイする上で結構大事な要素になってくるので、しっかり勝ちにいきたい場合はハウスごとのルールにも注意しておく方が良いです。

    ハウスによって違うルールのうち、特に有名なものを紹介します。

    • ソフト17採用ルール
    • デッキ数の違い

    他にもハウスによって違うルールはあるのですが、その中でも抑えておきたいものは、次の項目「ブラックジャックの用語とプレイングオプション」で取り扱います。

    ■ソフト17採用ルール:

    まず、「ソフト17とはなんぞや」という話ですが、これは先ほど少し取り上げた「ソフトハンド」で合計17の数字が出ていることです。

    ディーラー側は本来、「17以上であればカードを引かない」というルールに縛られていますが、ソフト17採用ルールでは、ソフトハンドで合計17だった場合は追加でカードを引きます

    このソフト17採用ルールが適用されているゲームだと、実はプレイヤー側が若干不利になることが分かっています。

    しかし、低額からベットできる大衆向けカジノだと、実際のところソフト17採用ルールであることが多いで、ぬか喜びをしないように気に留めておきましょう。

    ■デッキ数の違い:

    もう1つ、ハウスによって違うルールの中で目立つものとして「デッキ数の違い」が挙げられます。

    「デッキ数」ですが、これは52枚のトランプカード一式=1デッキと数えます。

    デッキ数が少なければ残りのカードの種類を推測しやすいですし、反対にデッキ数が多ければ推測が難しくなります。

    ちなみに、『ラスベガスをぶっつぶせ』では、MIT等の学生が、この残りカードを推測する「カウンティング」という手法を極めて大金を稼ぎました。

    このような映画のインパクトも相まって、デッキ数は凄く重要な要素のように思われるかもしれませんが、現実はそうではありません。

    というのも、デッキ数が2でも8でも、ある程度の残り枚数を下回ると新しくカードが補充されますし、自動でデッキを補充するカジノもあります。

    さらにカウンティング対策として、デッキが新しく補充されるまではゲームに参加できないルールを設けているケースも多いので、熟練者でもカウンティングはほぼ無理と言っても過言ではないでしょう。

    また、本場のカジノでカウンティングをすると出禁になるケースは多いので、カウンティングはオススメしないです(ポーカー系youtuber世界のヨコサワさんもカウンティングで出禁になっています)。

    デッキ数はハウスによってバラバラですが、現在ではほぼ気にする必要は無いでしょう。

    5.ブラックジャックの用語とプレイングオプション

    ブラックジャックというゲームには様々な用語があり、また、先ほどのゲームの流れで紹介しきれなかったプレイングオプションがあります。

    「プレイングオプションはともかく、ブラックジャックの用語までは把握しなくていいんじゃないの?」と思うかもしれませんが、やっぱり知っている方がゲームが数段楽しくなります。

    他のカジノゲームだとポーカーでも、ただ数字の並びを競うのではなく、それらの並びを「ロイヤルストレートフラッシュ」や「フォーカード」と呼ぶ方がテンション上がりますよね。笑

    また、プレイングオプションは、使った方がゲームを断然有利に進めることが出来るシーンも多いので、これはブラックジャックで勝ちに行くなら知っておくべきです。

    この項目では、主に使われる8つの用語およびプレイングオプションを紹介していきます。

    1. ブラックジャック
    2. バースト
    3. スタンド
    4. ヒット
    5. ダブルダウン
    6. スプリット
    7. インシュランス
    8. サレンダー

    一見よく分からない単語もちらほらあるので、今からしっかり1つ1つ解説していきます。

    5-1.ブラックジャック

    ブラックジャック」は、このゲームの名前にもなっている代表的なハンドパターンです。

    ディーラーから配られたカード2枚がA + 10か絵札(10)というハンドだった場合、それは「ブラックジャック」となります。

    ブラックジャックでディーラーに勝った場合(つまりディーラーは21ではない)、貰える配当は1.5倍となります。

    例えば、10ドルを賭けてブラックジャックをゲームして勝利した場合、

    • 普通の勝ち:20ドルの配当
    • ブラックジャック:25ドルの配当

    このようになります。

    ところが、最近はブラックジャックで勝利しても配当が1.2倍のケース、あるいは普通の勝ちパターンと同じ配当しか支払わないケースもあるようです。

    5-2 バースト

    ブラックジャックのルールを解説する項目でも触れたのですが、手持ちカードが[22]以上となると「バースト」となり、負けてしまいます。

    プレイヤーとディーラーがどちらもバーストだった場合、これはプレイヤーの負けとなるので、バーストには充分気を付けたいところです。

    しかし、例えば、プレイヤーの持ち札が合計[16]であり、かつディーラー側で表示されているカードが[7]以上の場合は、バーストリスクを負ってもカードを追加した方がいいのです。

    この例のように、ブラックジャックというゲームにおいて、バーストは判断基準の要となるシーンも多いのです。

    5-3.スタンド

    プレイヤーは、追加のカードが必要ない場合に「スタンド」をします。

    スタンドは英語で「つっ立っている」という意味なのですが、まさに、立ったまま何もアクションをしない絵が頭に浮かんでくるのではないでしょうか。

    5-4.ヒット

    スタンドとは対照的に、カードを追加で引くことを「ヒット」と呼びます。

    5-5.ダブルダウン

    賭けている金額を倍にした上で3枚目のカードを引くことを「ダブルダウン」と呼びます。

    先ほどのヒットと違い、ダブルダウンを宣言した場合は4枚目以降のカードは引けない点に注意してください。

    ディーラー側のバーストリスクが高い[6]のようなハンドで、かつプレイヤー側のハンドが合計[10]や[11]など高い場合は、このダブルダウンを検討すべき場面です。

    反対に、ディーラー側の見えているハンドが[7]以上の強いカードである場合や、プレイヤー側のハンドが弱い場合にはリスクが高いのでダブルダウンしない方が賢明です。

    5-6.スプリット

    ディーラーからプレイヤーにカードが配られた際、その2枚のカードが[8][8]や[6][6]など同じ数字であった場合、このようなカードペアを分割することが出来ます。

    例えば、プレイヤーに[8][8]のカードが来たとすると、そのハンドを1枚ずつに分割することで、それぞれのカード([8]と[8])に新しくカードを追加して2つのペアにします。

    1人のプレイヤーで2人分のブラックジャックをプレイしている状況といえば分かりやすいでしょうか。

    このようにスプリットは面白いプレイングですが、その分リスクもあります。

    最も大きなリスクとして、スプリットで分割した2組目のカードペアにも1組目と同じ金額をかける必要があるということです。

    このままだとダブルダウンと同じリスクを負って、しかも勝ち筋が不透明な勝負に突っ込んでしまう印象がありますが、実はスプリットの方が得なケースもあります。

    まず、スプリットにはダブルダウンと違って、追加カードをヒットする回数制限が無いので、スプリット後に物足りない手が来てもチャンスはあります。

    さらに、スプリットの場合は、ダブルダウンと違い「一方のペアが勝ち、一方のペアが負け」というケースがあります。

    リスクヘッジも取れるので、ペアで微妙なカードが来て、かつディーラー側で見えてる手も微妙な場合は、スプリットを検討してみても良いですね。

    ■(補足)Aペアのスプリット:

    Aがハンドに2枚来ることは結構レアなケースではありますが、ハウスによっては「Aペアがハンドに来た場合、スプリットを選択しても引けるカードは1回のみ」とルールを設定しているところもあります。

    当然、ヒット回数に制限が無い方が有利なので、Aペアのスプリットルールは確認しておいた方が良いですね。

    5-7.インシュランス

    何やら難しそうな英単語が出てきましたが、インシュランス(insurance)は「保険」という意味です。

    ゲームが始まって、ディーラーの表側のカード(アップカード)がAだった場合に、「ディーラーの手はブラックジャックが完成している」と予想して、賭けている金額の半分を保険料として差し出すことを、インシュランスと呼びます。

    もし、ディーラーの2枚目がめくれて本当にブラックジャックが完成していた場合は保険料の倍額(+保険料)がプレイヤーの手元に戻ってきます。

    たとえば、20ドルを賭けてプレイしていた場合に、

    • プレイヤー:[9][10]
    • ディーラー:[A][?]

    このようなハンドが出ていたとします。

    (これはブラックジャックが完成していたら到底勝てる見込みがない)ということで、インシュランスとして10ドルを出すとします。

    予想通りディーラーの手はブラックジャックが完成していたので、保険料の倍額である20ドルと、予め差し出した10ドルの計30ドルが手元に入ります。

    とはいえ、プレイヤーは残念ながらゲームに負けているので、賭け金(20ドル)と相殺されて勝負前と勝負後で残高は変わりません。

    もう1点インシュランスで注意しておきたいのが、もしもディーラー側がブラックジャック完成していなかった場合、保険料は返ってこないです。

    その場合、インシュランスをせずに勝負した場合よりも負け額が大きくなり、勝ち額は小さくなります。

    インシュランスは一見すると悪くないプレイングオプションのように映りますが、実は確率で考えると、インシュランスはしない方が良いのです。

    ■(補足)イーブンマネー:

    上のケースではプレイヤーから見て、ディーラーがブラックジャックを完成させていたら、到底勝てない状況でした。

    しかし、プレイヤー側はブラックジャックが完成しており、また、ディーラー側もブラックジャックが完成しそうなハンドのケースがあります。

    • プレイヤー:[A][10]
    • ディーラー:[A][?]

    このような場合で検討されるのがイーブンマネーです。

    プレイヤーはイーブンマネーを宣言した場合、ディーラーの2枚目のハンド関係なく賭け金と同額が支払われます

    本来であれば、ブラックジャックは原則的に1.5倍の配当が受け取れるはずなので、勝ち額は小さくなりますが、ディーラー側がブラックジャックが完成していた場合であっても、配当が受け取れる点は魅力的です。

    このイーブンマネーも、インシュランスと同様に、確率的には損になってしまうプレイングオプションの1つです。

    5-8.サレンダー

    サレンダー(surrender)は「降伏」という意味で、実はブラックジャックでもゲームの途中で降りることが出来ます。

    これはどういうことかと言いますと、「到底勝てそうにないハンドが回ってきたときに、賭け金の半分を払戻てもらう代わりに勝負を降りる」ということです。

    しかし、このオプションは、ブラックジャックの中でも比較的高いレートのハウスでしか用意していないことも多いです。

    もしゲームにサレンダーが用意されているのであれば、積極的に使う場面も多くなる優秀なオプションの1つです。

    6.ブラックジャックとペイアウト率

    ブラックジャックはゲーム自体が有名なだけでなく、ペイアウト率も非常に高いことで知られています。

    • ペイアウト率:賭け金に対して払い戻された金額の比率

    ブラックジャックの場合、後述するベーシックストラテジーに則って確率的に優位な手法でプレーすることで、ペイアウト率を99%以上に引き上げることも可能です。

    他の主要なギャンブルとブラックジャックのペイアウト率を比較してみましょう。

    ブラックジャック

    バカラ

    ビデオスロット

    パチンコ(実機)

    競馬

    宝くじ

    99%

    98%

    95-96%

    80-86%

    70-76%

    45%

    この表を見ても分かるとおり、他のギャンブルと比べてもブラックジャックのペイアウト率は非常に優秀な数値です。

    国内の公営ギャンブルと比較すると、オンラインカジノのペイアウト率はどのゲームも優れていますが、徹底してペイアウト率にこだわるならブラックジャックですね。

    7.ブラックジャック 攻略法:ベーシックストラテジー(基本戦略)

    この記事の前半部分で、ルールを説明する項目でも紹介したのですが、ブラックジャックには「ベーシックストラテジー」という、基本となる戦略があります。

    ブラックジャックというゲームは、ディーラー側の動きがルールで固定されているので、ポーカーよりも単純に、確率論に基づいた戦略が立てられます。

    このベーシックストラテジーに則って、スタンド・ヒット・ダブルダウン・スプリット・サレンダーといったプレイをすれば、統計的に最も優位性のあるゲームを進めることが出来ます。

    記事の前半で紹介した2つのベーシックストラテジーは特に有名なものですが、実は、それら含めたストラテジーは、チャート(図)で確認することが出来ます。

    では、このベーシックストラテジーをチャートにしてご紹介します。

    • S:スタンド:カードは引かない
    • H:ヒット:カードを追加で引く
    • D:ダブルダウン:賭け金を倍にして1枚だけ追加カードを引く
    • SP:スプリット:ペアの場合にカードを分割する
    • SR:サレンダー:降伏。サレンダーがゲームに無い場合はヒット

    なお、このチャートでは多くのハウスが採用しているソフト17ルールを考慮したベーシックストラテジーです。

    ソフト17ルールでは、ディーラー側はAを含めた[17]がハンドに来ている場合、追加でもう1枚引きます。

    ■プレイヤー側:ハードハンド(Aを1ととらえるあるいはハンドにA無し)の場合

    ■プレイヤー側:ソフトハンド(Aを11ととらえる)場合

    ■プレイヤー側:2枚同じカード(ペア)が来た場合

    突然大量の図が出てきて焦ったかもしれませんが、オンラインカジノの場合はチャートを見ながらプレイできるので覚える必要はありません。大丈夫です。

    では、もしも本場のカジノでブラックジャックを遊ぶ場合は…これは頑張って覚えておいた方が良いですね。

    特に初心者の場合は、(もちろん中級者以上でも)統計的に正しいプレイングをすることは、当然に直感に頼るよりも良い結果が期待できるからです。

    恐ろしく豪運の方であれば、統計学をぶち破れるかもしれませんが、ちょっと例外的すぎるので、私のような一般人の場合は、ベーシックストラテジーに則ったプレイングを心がけた方が賢明でしょう。

    また、このベーシックストラテジーを見れば明らかなように、「インシュランス」と「イーブンマネー」を選択した方が確率的に優位な場面というのはありません

    ブラックジャック用語を紹介する項目でもお話したのですが、ベーシックストラテジーに則っても、これらは良い手ではないのです。

    そして、意外にもプレイヤー側に優位な手法といわれている「サレンダー」も宣言すべき場面というのは少ないです。

    一見するとギャンブル要素の強そうな「ダブルアップ」、実は選択した方が良い場面も結構あります。

    このように、直感ではなかなか見えにくい確率上優位な戦略が、ベーシックストラテジーでチャートにすると一目瞭然なのです。

    まとめ:ブラックジャックを最大限楽しむには

    さて、ここまでブラックジャックのルールや用語、ベーシックストラテジーなど様々なものを紹介してきました。

    これらの情報は、ブラックジャックで「勝つため」には非常に重要な要素になるのですが、「楽しむため」には無理して全部を把握・理解する必要はないのです。

    オンラインカジノの場合はゲームの進行に沿っていけばプレイできますし、結果的に完全な丁半博打になったとしても、それはそれで楽しめます。

    インシュランスやイーブンマネーも、確率的に見ると使わない方が良い手法ですが、ディーラーのブラックジャックを当てて賭け金相当が戻ってきたときは、「してやったり」感があります。

    私自身の感覚では、ベーシックストラテジーに則って統計的に優位な手法でゲームを進めていく方が楽しいのですが、もっと感覚的にプレイしたい方も、そのままの考え方でブラックジャックは充分に楽しめるので大丈夫です。

    ブラックジャックは一見するとルールは複雑ですし、戦略性も事実としてそれなりに高いのですが、何回かプレイするうちに慣れていきます。

    初心者の方にとっても参入するハードルは意外と低いので、遊んだことの無い方はぜひ試してみることをおすすめします。