トッテナムとリヴァプールの今季プレミアリーグ最大級の注目カードが、日本時間12月21日(日)午前2時30分にキックオフを迎えます。会場はロンドン北部のトッテナム・ホットスパー・スタジアム。すでに公式サイトやテレビ局の発表で、現地時間12月20日(土)17時30分開始と確定しており、日本時間との時差を考えると、深夜のゴールラッシュに備える必要がありそうです。
EPLスケジュール
- リバプールFC対トッテナム・ホットスパー 2025年12月20日(土)午前9時30分(太平洋標準時)
以下では、最新のチーム状況やスタッツ、予想スタメン、戦術面、そしてベッティングの視点まで、深く掘り下げていきます。
試合基本情報とキックオフ時間(日本時間)
まずは試合の基本情報を整理しておきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対戦カード | トッテナム vs リヴァプール |
| 大会 | イングランド・プレミアリーグ 2025−26シーズン 第17節 |
| 日時(日本時間) | 2025年12月21日(日)午前2時30分キックオフ予定 |
| 日時(イギリス現地時間) | 2025年12月20日(土)17時30分 |
| 会場 | トッテナム・ホットスパー・スタジアム(ロンドン) |
| テレビ・配信 | イギリスではスカイスポーツが生中継、日本では各種スポーツ配信サービスでの中継が見込まれる |
トッテナム公式やプレミアリーグ公式、リヴァプール公式の試合日程ページでも、同じ日程とキックオフ時間が確認できます。
両クラブの現状と順位・フォーム
トッテナム:得点力は上位、水面下ではスランプ気味
統計サイトのデータによると、トッテナムはここまでプレミアリーグで5勝4分5敗、勝ち点19で11位。得点23、失点18、得失点差+5で、得点力はリーグ5番目という数字が出ています。
ただし直近5試合のフォームは「引き分け・敗戦・敗戦・引き分け・敗戦」と勝ち星から遠ざかっており、前節フルアム戦もホームで1対2の敗戦。6割を超えるポゼッションを持ちながら決定機を生かし切れず、サポーターからはブーイングも浴びました。
その一方で、チームトップスコアラーはリシャルリソンの5得点、アシストはモハメド・クドゥスが5と攻撃陣の個の能力は依然として高く、データ上は「点は取れているが守備と試合運びが安定しないチーム」という印象です。
リヴァプール:アルネ・スロット体制で苦戦、守備崩壊と攻撃不振の板挟み
リヴァプールは7勝1分6敗で勝ち点22。順位は8〜9位付近を推移しており、かつての優勝争い常連という立ち位置からは後退しています。得点21、失点21と、得失点差はちょうど±0。最近のサンダーランド戦もホームで1対1の引き分けに終わり、勝ちきれない試合が続いています。
新指揮官アルネ・スロットは「コンパクトでリスクを抑えたサッカー」を志向していますが、その結果として攻撃の迫力が落ち、記録的な移籍金で獲得したアレクサンダー・イサクとフロリアン・ヴィルツがうまく噛み合っていないと報じられています。
さらに象徴的なのがモハメド・サラーの扱いで、ウェストハム戦でベンチスタートとなり、直近のサンダーランド戦でも途中出場のみ。キャプテンのフィルヒル・ファン・ダイクが「どんな選手も出場を保証されていない」と語り、スロット体制での序列の変化を強調しています。
直接対決の傾向:ゴールラッシュになりやすいカード
直近数シーズンのトッテナム対リヴァプールは、スコアだけ見ると完全にリヴァプールが優勢です。
・2025年4月 リヴァプール5−1トッテナム(リーグ戦)
・2025年2月 リヴァプール4−0トッテナム(リーグカップ)
・2025年1月 トッテナム1−0リヴァプール(リーグカップ)
・2024年12月 トッテナム3−6リヴァプール(リーグ戦)
・2024年5月 リヴァプール4−2トッテナム(リーグ戦)
特にリーグ戦では、両チーム合わせて5点以上入る打ち合いが続いており、「守備より攻撃」で勝負が決まりやすいカードと言えます。
新時代の監督対決:フランク vs スロットと「ポステコグルー vs クロップ」時代との違い
2024−25シーズンまで、このカードはアンジェ・ポステコグルー対ユルゲン・クロップという、いわば攻撃サッカーの教祖同士の激突として語られてきました。超ハイラインとハイプレスがぶつかり合い、前半からスコアが動くスリリングな試合が多かったのは記憶に新しいところです。
しかし今季は構図が一変。
・トッテナムはブレントフォードを躍進させたトーマス・フランクが新監督に就任
・リヴァプールはオランダ人指揮官アルネ・スロットがクロップの後を継承
という「ニューウェーブ監督対決」となります。
フランクはこれまで通り緻密な4バックとゾーンディフェンスをベースにしながら、トッテナムでは前線にリシャルリソン、モハメド・クドゥス、ランダル・コロ・ムアニ、マティス・テルなどアタッカーを揃え、4−2−2−2気味の前掛かりな布陣を採用。フルアム戦でもこの形でスタートしており、左右の「2」にベルグヴァルとクドゥスが入り、縦への推進力とカットインでチャンスを作りました。
一方のスロットは、ポゼッションは維持しつつもリスクを抑えたビルドアップを選択しており、ボール保持率やゴール期待値(xG)は高いものの、実際の得点が伸びていないと分析されています。スポーツメディア各紙でも、イサクとヴィルツの連係不足、サラーやエキティケを含めた前線の噛み合わせが課題として指摘されています。
かつてのポステコグルー対クロップ時代と比べると、「ハイリスク・ハイリターン」から「リスク管理と効率」を重視する傾向が強まりつつあり、その中でどれだけゴール前のクオリティを高められるかがこの試合の焦点になります。

予想スタメンとフォーメーション
現時点(12月上旬)の情報と直近の試合出場状況から、予想スタメンを整理してみます。あくまで現段階の予想であり、直前のリーグ戦や負傷状況次第で変わる可能性がある点にはご注意ください。
トッテナム予想スタメン(4−2−2−2)
直近フルアム戦のスタメンをベースにした形です。
・ゴールキーパー
ビカーリオ
・ディフェンス
ペドロ・ポロ
ケヴィン・ダンソ
ミッキー・ファン・デ・フェン
デスティニー・ウドジェ
・中盤
ジョアン・パリーニャ
アーチー・グレイ
ルーカス・ベルグヴァル
モハメド・クドゥス
・フォワード
リシャルリソン
ランダル・コロ・ムアニ
負傷者情報としては、攻撃のキーマンであるジェームズ・マディソンが膝の重傷で来年まで離脱見込みとされており、また報道によってはデヤン・クルゼフスキやイヴ・ビスマもコンディションに問題を抱えているとされています。
その分、ベルグヴァルやサールといった若手が台頭しており、クドゥスの復帰も攻撃面での大きなプラス材料となっています。
リヴァプール予想スタメン(4−2−3−1)
直近サンダーランド戦でのスターティングメンバーは以下の通りでした。
・ゴールキーパー
アリソン
・ディフェンス
ジョー・ゴメス
イブラヒマ・コナテ
フィルヒル・ファン・ダイク
アンディ・ロバートソン
・中盤
ライアン・フラーフェンベルフ
アレクシス・マック・アリスター
ドミニク・ソボスライ
・攻撃的ポジション
フロリアン・ヴィルツ
コーディ・ガクポ
・センターフォワード
アレクサンダー・イサク
途中出場にはモハメド・サラー、フレデリコ・キエーザ、フーゴ・エキティケ、遠藤航らが控えており、特にサラーは依然として攻撃の切り札としての存在感を保っています。
負傷者情報では、若手FWジェイデン・ダンズがハムストリングの重傷で年内復帰が難しいと報じられているほか、右サイドバックのジェレミー・フリンポンや新加入CBのジョヴァンニ・レオーニなどにも離脱情報が出ています。
一方、公式サイトの最新情報では、コナー・ブラッドリーは代表戦での筋肉系の負傷から回復途上にあり、いくつかの試合を欠場しているものの、シーズン中の復帰が見込まれています。
戦術プレビュー:どこで勝負が決まるのか
トッテナムのビルドアップ vs リヴァプールの前線プレス
フランクのトッテナムは、ビカーリオからビルドアップを行い、センターバック2枚とパリーニャが低い位置でボールを動かしながら、ベルグヴァルやクドゥスに縦パスを差し込む形が基本。フルアム戦でもポゼッション60%超、パス本数500本以上を記録しており、ボール保持には大きな問題はありませんでした。
ただし、その高いポゼッションに対してシュート数やビッグチャンスの数はそれほど多くなく、「持てるが崩し切れない」展開になりがちです。これは、左サイドのウドジェが高く出る一方で、縦の枚数が足りずに攻撃が中央に偏る傾向とも関係しています。
これに対しリヴァプールは、スロット就任後も前線のプレスは継続しているものの、かつてのクロップ時代のような「フルスロットルのゲーゲンプレス」ではなく、ブロックを敷いた上でトリガーに応じて前に出るスタイルへと変化しています。その結果、ボールに対するリスクは減った一方で、ショートカウンターから一気に点を取る場面が減り、攻撃の迫力も薄れつつあると分析されています。
トッテナムの最終ラインが高く設定されることを考えると、イサクやガクポ、サラーの背後へのランニングと、そこへのスルーパスが決定的な勝負所になりそうです。
中盤の主導権争い:パリーニャ vs マック・アリスター
中盤のキーマンは、トッテナムのジョアン・パリーニャとリヴァプールのアレクシス・マック・アリスター、この2人でしょう。
・パリーニャ
タックル数、デュエル勝利数が非常に多い守備的MFで、敵陣でのカウンタープレスにも積極的に参加
・マック・アリスター
ビルドアップの起点となり、縦パスとミドルシュートで攻撃に厚みを加えるレジスタ型MF
トッテナムが中盤で数的優位を作れれば、リヴァプールの前線と中盤の距離が開き、イサクが孤立しやすくなります。実際、サンダーランド戦ではイサクが87分間プレーしながら14タッチしかボールに触れなかったと報じられており、中盤から前線への連係不足は大きな課題です。
サイド攻防:クドゥス&ウドジェ vs ロバートソン、サラー不在時の右サイド
トッテナムの左サイドは、ウドジェのオーバーラップとクドゥスのカットインで攻撃の起点となります。特にクドゥスは1対1の突破力とミドルシュートに優れており、ロバートソンとのマッチアップは試合の見どころのひとつです。
一方リヴァプールは、サラーが先発から外れる試合が続いているため、右サイドの構成が流動的になっています。サンダーランド戦ではヴィルツが中央寄りにポジションを取り、右側はソボスライやガクポが流れてくる形が多く見られました。
トッテナムから見れば、スロットの慎重なサッカーによって相手サイドバックの攻撃参加がやや控えめになっている点を突き、ウドジェとクドゥスでサイドの数的優位を作りたいところです。
データで見る攻撃力対決:ゴール期待値とオーバー/アンダーの傾向
分析サイト「フッティースタッツ」の試合予想データによると、このカードに関して興味深い数字が並んでいます。
・ホーム勝利(トッテナム)の確率 約14%
・引き分けの確率 約15%
・アウェー勝利(リヴァプール)の確率 約43%
・総得点オーバー2.5ゴールの発生確率 約64%
・両チーム得点「はい」の確率 約57%
・コーナーキック「オーバー7.5」の確率 100%
過去の直接対決でも、大量ゴールとコーナー多発の傾向が顕著であることを考えると、「リヴァプールやや優勢の打ち合い」というベースシナリオが見えてきます。
また、スタットミューズのチームスタッツでは、トッテナムはここまで23得点18失点で得失点差+5、リヴァプールは22得点22失点で得失点差±0。得点力はほぼ同程度ながら、トッテナムの方がやや守備が安定している一方、最近5試合のフォームはトッテナムが「DLLDL」、リヴァプールが「LLLWD」と、どちらも波に乗り切れていないのが現状です。
ベッティング視点:オッズと狙い目マーケット
まだキックオフまで日数がある段階のため、ブックメーカー各社の1×2オッズは流動的で、数値も随時更新されていますが、傾向としては
・勝敗オッズではリヴァプールをやや上位に置きつつも、ホームアドバンテージを加味して比較的拮抗した設定
・トータルゴールに関しては「オーバー2.5」に人気が集まりやすい状況
といった構図が予想されます。
ベットの狙い目としては、データと戦術の両面から、次のようなマーケットが検討しやすいでしょう。
・両チーム得点(BTTS)「はい」
過去の直接対決の多くで両クラブとも得点しており、今回も守備より攻撃が前に出やすいカードです。
・総得点オーバー2.5ゴール
フッティースタッツ上の発生確率64%というデータと、過去の高スコア傾向を合わせると、統計的には妥当な選択肢と考えられます。
・リヴァプール勝利またはドロー(ダブルチャンス)
直近の対戦成績と予想確率から見ると、フルタイムで負けない側としてリヴァプールを選ぶ考え方は一理あります。ただしフォームは不安定なため、オッズとリスクのバランスを見極める必要があります。
・得点者マーケット
トッテナム側ではチーム最多得点のリシャルリソン、あるいはカットインからのシュートが得意なクドゥス。リヴァプール側ではイサク、ガクポ、そして途中出場でもゴール期待値が高いサラーが候補になります。
仮想通貨対応サイトなどでプレミアリーグのスポーツベットを楽しみたい場合は、仮想通貨で入出金ができるスポーツベットを提供するトラストダイスのようなプラットフォームも選択肢になります。プレミアリーグを含む各国リーグのサッカーベット市場が用意されており、試合開始前だけでなくライブベットも可能です。
なお、どのブックメーカーを利用する場合でも、オッズは常に変動し、ベットにはリスクが伴います。資金管理と自己責任の原則を忘れないことが何より重要です。
スコア予想:攻撃力対決の行方
データと戦術、両チームの現在地を踏まえたうえで、スコア予想をまとめてみます。
・トッテナムはホームでの攻撃力が高く、クドゥスやコロ・ムアニ、リシャルリソンのコンビネーション次第で2点以上奪う力がある
・リヴァプールは守備が安定せず失点が増えている一方、個のタレントの質は依然としてリーグ屈指
・スロットの慎重なスタイルが完全に機能していない現状では、「0−0の塩試合」よりも「双方守備に問題を残したままの打ち合い」になる可能性が高い
フッティースタッツでもリヴァプール勝利の確率がやや高く出ているものの、トッテナムのホームアドバンテージと攻撃陣の爆発力を考慮すると、個人的な本命予想は
・トッテナム2−2リヴァプール
といったスコアラインが最もイメージしやすいところです。
穴狙いとしては、リヴァプールがイサクの決定力を生かして接戦をものにする
・トッテナム1−2リヴァプール
といった展開も十分に考えられます。

まとめ
この「トッテナム vs リヴァプール」は、
・日本時間12月21日(日)午前2時30分キックオフ
・トッテナム・ホットスパー・スタジアムで行われるプレミアリーグ第17節の一戦
・順位表では中位同士ながら、得点力ランキング上位同士の攻撃力対決
・新指揮官トーマス・フランクとアルネ・スロットによる「ポステコグルー vs クロップ」後の新時代の幕開け
という多くの見どころを備えたカードです。
トッテナムはマディソン不在のなかでもクドゥスやコロ・ムアニ、リシャルリソンといったアタッカーが躍動できるかが鍵となり、リヴァプールはイサクとヴィルツ、ガクポ、そしてサラーをどう生かすかが焦点になります。
データ面では「両チーム得点」と「オーバー2.5ゴール」が有力なシナリオを示唆しており、過去の直接対決のゴールラッシュ傾向を考えれば、今回もスコアボードが忙しく動くナイトゲームになる可能性が高いと言えるでしょう。
深夜キックオフという時間帯ではありますが、日本のプレミアリーグファンにとっては見逃せない一戦です。試合前にスタメンと最新の負傷情報を改めてチェックしつつ、自分なりのスコア予想やベッティングプランを立てて、攻撃サッカーの新たな「名勝負」を楽しみたいところです。









