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おすすめのUSDT(Tether/テザー)ウォレット:モバイル&パソコン版

USDT(Tether/テザー)ウォレット

仮想通貨は非常にボラティリティが高い傾向にあります。大きな利益率を求めるトレーダーにとってボラティリティは素晴らしいものですが、大多数の人は1日に何度もグラフをチェックしたり、最新の価格上昇を見たりすることなく仮想通貨のメリットを享受したいと考えているのではないでしょうか?

仮想通貨で資産を保管したいが、急激に変化する為替レートに対応するのが難しいという方には、テザー(Tether/USDT)が最適かもしれません。テザーは別名USDTとして知られている、安定したステーブルコインです。法廷紙幣に関連付けをすることにより、安定した値を維持するように設計された仮想通貨です。
USDTの通貨価値は米ドルの価値と一致しており、1USDTは常に1USDと等しいことを意味します。

USDTテザーの仮想通貨の背後にある会社は、テザーウォレットに保管されている1USDTごとに、1ドルを通常の銀行口座に保管しています。また、USDTの価格の不正を阻止するために常に監査が行われています。

USDTはイーサリアム(ETH)ブロックチェーン上で構成されています。ERC-20トークンを使用して鋳造されたUSDTは、イーサリアムブロックチェーンをサポートするほとんどのウォレットと互換性があります。


目次:

USDT(テザー)ウォレットの種類

仮想通貨の保管に使用されるウォレットには、ホットウォレット、ウォームウォレットそして、コールドウォレットの3種類があります。なのでウォレットと一言に言っても、種類によって様々なレベルのセキュリティや利便性を持ちます。

ホットウォレット

ホットウォレットは常にインターネットに接続されている仮想のお財布(ウォレット)です。知名度のあるウォレットはすべて最先端のセキュリティを備えていますが、常にインターネットに接続されているため、サイバー攻撃にさらされる危険性があります。
しかし、常にインターネットに接続されている事により、即時の取引が可能になり、利便性が高いウォレットとなります。強固なパスワードなどのセキュリティ対策と相まって、ホットウォレットを使用する際に心配することはほとんど無いと言えるでしょう。

コールドウォレット

コールドウォレットは、サイバー攻撃の脅威にさらされる可能性を減らすために、仮想通貨をオフラインで保存することを可能にしたハードウェア機器です。取引を行うには、コールドウォレットの所有者が秘密鍵を手動で入力する必要があります。最も単純なコールドウォレットの例としては、秘密鍵が印刷された紙(英数字やQRコード)ですが、紙を紛失したり破損することですべての資金が失われてしまう危険性があります。

ウォームウォレット

ウォームウォレットは、ホットウォレットとコールドウォレットの中間的なアプローチをとることで、前述のウォレットの大きな不都合を解消することを目的としています。ウォームウォレットはオンラインのままで、通常の取引に必要な少額の資金はホットストレージに保管し、残りの資金はオフラインのコールドストレージに保管します。ホットウォレットを使用することで、コードをいちいち入力すること無く素早く取引を行い、貯金はハードウェアデバイスの中で安全な状態を維持することができます。

おすすめのUSDT(Tether/テザー)ウォレット5選

これから初めてテザーウォレットを作成する方や、すでにUSDTウォレットを持っているが違うウォレットへの移行を検討している方は、以下の5つのオススメのUSDTウォレットを参考にしてみてくださいね。

1. Trustウォレット

TrustウォレットはUSDTに対応しているバイナンス(Binance)取引所の公式モバイルウォレットです。

AndroidとiOSデバイスのダウンロードはこちらから:Trustウォレット

Trustウォレットの特徴:

  • 分散型取引所(DEX)
  • イーサリアムブロックチェーンをベースにしたUSDTを送金する場合は、取引手数料としてETHが必要になります。
  • 日本語を含めた様々な言語に対応
  • 仮想通貨のステーキングが可能
  • モバイルのみ対応(PC不可)

2. Ledger Nano S

すぐにUSDTトークンの取引を考えてない場合は、セキュリティレベルの高さを誇るLedger Nano S(レジャーナノS)がおすすめです。25種類の仮想通貨と1,200以上のERC-20トークンと完全に互換性のあるNano Ledger Sは、市場で最高の独自ソフトウェアを誇っているコールドストレージデバイスです。
Ledger Nano Sは、USDT(テザー)をオフラインで保存するウォレットでありながら、デバイスの紛失や秘密のパスワードを忘れたりした場合でも、USDTを失うことを防ぐためのバックアップも提供しています。
ウォレットの入手には59ドルの費用がかかりますが、大切な資金が完全に安全であることを保証してくれます。

3. Exodus

2015年に設立されたExodusは、日本語には対応していませんが、秘密鍵を個人のデバイスに保存することでUSDTテザーウォレットにセキュリティの層を追加します。またExodusは、Trezorとして知られているハードウェアコールドウォレットも提供していて、ウォレットの機能に応じて70ドル〜で購入できます。

Exodusの必見機能:通貨の交換
Exodusウォレットは仮想通貨を直接交換することができ機能を備えています。
例えば、1ETHを持っていてビットコインが必要な場合、ウォレット内でETHをビットコインに交換することが可能です。しかし、交換手数料として2%〜5%のがかかります。1ETHを交換する場合には、手数料として0.02ETH〜0.05ETHを支払う必要があります。

Exodusウォレットはモバイル、パソコン共に対応しています。
ダウンロードはこちらから:Exodusウォレット

4. Tether Wallet

TetherウォレットはTether公式のウェブウォレットです。

Tetherウォレットのデメリット:

  • Tetherの公式ウォレットを作成するには、150USDTの手数料を支払う必要があります。
  • Tether.toによって承認される必要があります。承認されなかった場合でも手数料(150 USDT)は戻って来ません。
  • 法廷紙幣の入出金には0.1%の手数料がかかります。 
  • ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)のような他の仮想通貨は使用できません。


Tetherウォレットのメリット:

  • USDTの入金とUSDTの引き出しは完全に無料です。

公式Tetherウォレットの作成はこちらから:Tetherウォレット

5. Crypterium

インターネットバンキングアプリをエミュレートするように設計されたCrypteriumは、USDTをはじめとするすべての仮想通貨に対応する最も古くからある仮想通貨ウォレットの1つです。Crypteriumは、資金のほとんどをオフラインで保存するウォームウォレットです。

Crypteriumの特徴:

  • PCとモバイルの両方で利用可能
  • アカウントを作成する際に電話番号が必要になります。
  • CrypteriumはVISAカードを提供しており、世界中のどのATMでもキャッシングが可能です。
  • 24時間365日対応のカスタマーサポート
  • 日本語は現時点では未対応

まとめ

価格変動が少ないことで人気を誇るUSDT(Tether/テザー)を保持するには、目的に合ったウォレットを見つけることがポイントです。大切な資産を守るために、自分の目的に合ったウォレットを見つけましょう。

関連記事:USDT(Tether/テザー)の購入方法