仮想通貨BNB(バイナンスコイン)って何?購入方法やおすすめのBNBウォレットを紹介!
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目次:
まとめ
BNBでできること(利用例)
おすすめのBNBウォレット
BNB(バイナンスコイン)の購入方法
BNBのデメリット
BNBのメリット
BNB(バイナンスコイン)とは?
2021年の今年に入ってからBNB(バイナンスコイン)という仮想通貨の名前を耳にする事が多くなった方もいるのではないでしょうか?
この記事では、そんな今話題の仮想通貨であるBNB(バイナンスコイン)とは何かや、購入方法、BNBで何ができるのかなどを紹介していきます。
BNB(バイナンスコイン)とは?
仮想通貨の取引経験がある人なら誰もが知っているであろう、大手仮想通貨取引所のバイナンス(Binance)。世界で最も利用者数の多い仮想通貨取引所の一つであるバイナンスは、2017年7月に取引所運営のための資金を調達するためにICOを実施しました。
ICOとは、「イニシャル・コイン・オファリング」の略で、新規仮想通貨公開を意味します。そのICOの一環として発行された仮想通貨トークンはバイナンスコイン(BNB)と呼ばれ、1BNBあたり0.1ドルの価格で販売されました。
販売開始時にはわずか0.1ドル(日本円で約10円)だったBNBの価格は、順調に上昇していき、2021年4月現在には歴代最高価格を更新し、1BNBの値段は60,000円にまで到達しました。
![コインマーケットキャップのバイナンスコイン](https://img.trustdice.win/b/o/b/YV3yXd4TtOki62oknI3e.jpeg)
当初、BNBはイーサリアムブロックチェーン上で発行されるERC-20トークンでしたが、後に独自のブロックチェーンであるバイナンスチエーンに移行しました。
BNBトークンは合計2億あり、その配分は以下のように割り当てられています。
1億BNB(50%):ICOの投資家
8,000万BNB(40%):創業チーム
2,000万BNB(10%):エンジェル投資家
また興味深いことにバイナンスは、会社の利益の20%を使ってBNBトークンを買い戻し、最大50%のBNBが買い戻されるまで破壊するというユニークな計画を持っています。このプロセスは仮想通貨業界で「バーン」と呼ばれ、その目的はBNBの価値を維持し徐々に成長させるために、流通するトークンを1億枚だけ残すことを目指しています。
BNBのメリット
最近のBNBのその人気から、BNB投資を考えている人もいるのではないでしょうか?ここでは、なぜBNBがここまで注目されているのか、そのメリットをみていきましょう。
BNBは最高のユーティリティトークンの一つ:
BNBは2021年の現在最高のユーティリティトークンの一つと言われています。BNBトークンはバイナンス取引所での取引や手数料の支払いに使用できることに止まらず、仮想通貨クレジットカードの請求書、オンラインでの購入、旅行、エンターテイメント、送金など、さまざまなサービスの支払いに使用できます。
独自のバーンを採用:
上記で説明したように、BNBの価値の成長と安定性を確保するためには、バーンは不可欠なプロセスです。バイナンスは、利益の20%を使ってBNBトークンを入手し、1億コインが残る(または総供給量の50%)まで総供給量を減らすためにコインを破棄します。なお、このデフレ方式は、時間の経過とともに価格が上昇する可能性があり、投資家が時間をかけて価格投機を行うことにもつながります。
割引クーポンの役割を持つ:
BNBに投資する大きなメリットの一つは,バイナンスの利用者が取引所で手数料を支払う際に割引を受けられることです。このインセンティブ、つまり手数料の値下げを提供することは、支持者のコミュニティを拡大するための巧妙な方法であり、また日々の業務を行うトレーダーにとっても促進力となります。
バイナンス取引所自体の人気が高い:
BNBトークンは、バイナンス取引所の人気のおかげで、コインマーケットキャップの上位仮想通貨の中で安定した地位を獲得しています。バイナンスは高い成長率を誇る企業であり、世界的に見ても最大規模の仮想通貨取引所の一つです。このBNBトークンが、大手の企業などさまざまな提携先から支持を得ているのは当然のこととも言えるでしょう。
また、過去に何回かセキュリティ違反があったにもかかわらず、バイナンスはセキュリティに非常に真剣に取り組んでいます。これは、バイナンスコインの信頼性をさらに高め、採用を促進する要因の一つとなっています。
BNBのデメリット
これはどのBNBに限らず仮想通貨にも言えることですが、BNBへの投資にはメリットだけではなくデメリットもあることを覚えておいてください。BNBのデメリットも知ることは、この仮想通貨を購入して投資することが自分にとって正しい選択であるかどうかを判断するために不可欠となります。
ここでは、バイナンスコインの主なデメリットを紹介していきます。
減少し続ける割引額:
バイナンスは、取引所でBNBを使って取引を行うトレーダーへの割引を提供していますが、割引率は減少し続けており、これはトレーダーに不満を与える可能性があります。バイナンスのホワイトペーパーによると、4年目にはさらに割引率を下げて6.75%にするとしており、これは2021年に実現するとされています。
規制がBNBの保有や取引に影響を与える可能性:
バイナンスの本拠地である中国国内での規制は、長期的にBNBトークンに影響を与える可能性のある問題の一つに過ぎません。バイナンスUSとの関係も複雑となっており、以前はウェブサイトのトラフィックの15%以上が米国からのものであったため、米国のパスポート保有者に悪影響を及ぼす可能性があります。ここで注目すべきは、バイナンスがその合法性をめぐる問題に対処するため、米国専用の取引所を開設したことです。
バイナンス取引所内でのみ使用可能:
BNBはバイナンス取引所の評判に大きく依存しているため、独自に飛翔することができません。その上、一部の利用者からは、バイナンスが提供するカスタマーサポートについてあまり良い評価をしていません(長い遅延や電話サポートがないなど)。
バイナンスはサイバー攻撃の主な標的の一つ:
バイナンスは、サイバー攻撃をするハッカーなどにとって魅力的なターゲットです。2018年3月には、システムを圧倒してハッキングしようとする未遂事件が起こり、これがきっかけでバイナンスのハッカーバウンティプログラムが開始されました。バイナンスはハッカーの情報提供者に対して25万ドル(2,700万円相当)を提供しました。しかし、悲しいことに2019年5月には別のハッカー攻撃が起こり、約4,000万ドル(約43億円)の損失につながりました。
バイナンスを支える運営チームはセキュリティの問題に真剣に取り組んでいますが、投資家の中には起こりうるリスクに気を取られてしまう人もいるかもしれません。
スマートコントラクトに未対応:
前述のように、BNBはイーサリアムブロックチェーン上で発行されましたが、後に独自のブロックチェーンであるバイナンスチェーンへ移行しました。しかし、これはBNBに投資する際に挙げられる短所の1つです。イーサリアムブロックチェーンとは異なり、バイナンスチェーンはスマートコントラクトをサポートしていないからです。スマートコントラクトや分散型アプリケーションは、企業や投資家にとって大きな潜在的利益をもたらします。
BNB(バイナンスコイン)の購入方法
BNBとは何かやメリット&デメリットを知ったところで、バイナンスコインを購入してみたい方もいるのではないでしょうか?
バイナンスコインはとても簡単な方法で購入することができます。ここでは、その購入方法をステップごとに紹介していきます。
ステップ①:バイナンスのアカウントを開設
BNBを購入するにあたってまず、バイナンスのアカウント開設をする必要があります。バイナンスのアカウントは、とても簡単にすぐに開設することができます。
バイナンスの登録方法の詳しい解説は、こちらの記事で紹介しています:
ステップ②:仮想通貨を購入
アカウントの開設が無事に済んだら、バイナンスの仮想通貨購入ページを開きます。このページで、支払いをする通貨(例:JPY)を選択して購入金額を入力し、購入する通貨はBNBを選択します。
![Binance暗号通貨購入ページ](https://img.trustdice.win/b/o/b/H5p620swScaxw8eToAZY.jpeg)
ステップ③:支払い方法の選択
次に、希望する支払い方法を選択を選択してください。クレジットカードで購入する場合は、カード情報を入力してください。
ステップ③:確認して購入
全ての情報を正しく入力したことを確認し、「購入」ボタンをクリックします。次に表示される最終確認画面が正しければ、そのまま購入に進みます。
購入したBNBは、「ウォレット」→「フィアットと現物」ページの暗号通貨残高で確認することができます。
おすすめのBNBウォレット
BNBを購入して保有することを前提とすると、そのBNBを保管するウォレットが重要となります。バイナンスコインは基本的にイーサリアムネットワークのトークンなので、多くのウォレットが対応しています。
ここでは、種類や用途別におすすめできるBNBウォレットをいくつか紹介していきます。
BNBハードウェアウォレット:長期保管におすすめ
安全性:★★★★★
![Ledger Nano X ハードウェアウォレット](https://img.trustdice.win/b/o/b/zkEwLKfQPurwtAOZ1NLT.jpeg)
BNBを保管する際に最も安全な方法は、ハードウェアウォレットに保管する方法となります。ハードウェアウォレットとは、ウォレットの秘密鍵をオフラインで保管するUSBの様な物理的なデバイスです。この方法では、デバイスがあなたの手元にある限り、誰もあなたの仮想通貨にインターネットを介してリモートアクセスすることはできません。
一番の人気を誇るハードウェアウォレットである「Ledger Nano X」は、BNBだけに止まらずビットコインやイーサリアム、テザーなど、その数なんと1,100以上の種類の仮想通貨に対応しています。
また、Ledger Nano Xはパソコンからだけではなく、スマートフォンなどからも操作する事が可能となっています。
BNBソフトウェアウォレット:アクセス性と安全性のバランスが◎
安全性:☆★★★★
![トラスト・ソフトウェア・ウォレット](https://img.trustdice.win/b/o/b/rzc1UqtnRaW99oY3lYCp.jpeg)
ソフトウェアウォレットとは、自身のパソコンやスマートフォンなどにインストールして使用するウォレットを指します。
数ある中からおすすめするソフトウェアウォレットは、「トラストウォレット」です。BNBを含め40種類以上の仮想通貨に対応するトラストウォレットは、バイナンスと提携している公式ウォレットでもあることから、BNBを保管しておくのに最適のウォレットの一つであること間違いなしです。
また、初心者にもわかりやすく直感的に使用できる洗礼されたデザインも、トラストウォレットをおすすめできる理由の一つとなっています。
B
BNBウェブウォレット:頻繁に取引する人向け
安全性:☆☆★★★
![Binanceバナー](https://img.trustdice.win/b/o/b/ccrD1nrqSvSpnVzVBdBG.jpeg)
ウェブウォレットとは、インターネットに接続されているウォレットを指します。ウェブウォレットは、常にインターネットに接続されていることから、ハッキングリスクが付き物になってしまいますが、その利便性はとても高くなっています。
BNBをウェブウォレットに保管する場合は、やはりバイナンス取引所のウォレットを使用することをおすすめします。
BNBを利用してバイナンスの手数料を節約しようと考えていて、所有しているコインの量が多くない場合は、取引所に置いておくのが最もコスト効率が良いかもしれません。しかしこの場合、自分のコインの管理権をバイナンスに渡してしまうことになるので注意が必要です。
BNBでできること(利用例)
ここまでにも紹介したように、BNBはバイナンスで取引を行う際に掛かる取引手数料の支払いに利用したり、買い物や一部ウェブサービスの支払いに使用することができます。
ですが、上記の様なよく知られた方法だけでなく他にもBNBの使い道があることを知っていますか?例えば、BNBは一部ビットコインカジノの入金に使用する事ができます。これは、ゲーム好きの方には嬉しいですよね。
方法はとても簡単で、入金ページの「アルトコインで入金」で受け取り通貨を選択し、入金通貨をBNBに設定するだけで、BNBを使用してビットコインなどの仮想通貨を入金することが可能です。ゲームやオンラインカジノに興味のある方は、ぜひ一度試してみてください。
まとめ
バイナンス取引所の人気が高まるにつれて、同時にBNBも評価されていくことでしょう。BNBは他の数多く存在するユーティリティトークンとは異なり、取引手数料の節約という形でバイナンス利用者に真の価値を提供しています。
BNBトークン自体に明るい未来がないと思っていても、BNBが提供する手数料の割引に価値を見出すことができるかもしれません。もしバイナンスが本当に分散型取引所の構築計画を実現することになれば、BNBは再び注目され将来的にその価値はさらに上昇するかもしれませんね。